【DTM】モニター用ヘッドホンの選び方
住宅環境によりスピーカーで音を出せている方は少ないと思います。
そこで、必要になるのがモニター用スピーカーです。
モニター用スピーカーは音の細かな調整などができる利点があります。
今回はモニター用ヘッドホンを紹介していきます。
モニター用ヘッドホンとは
音楽制作現場で使用されるプロ用のヘッドホンのことです。
原音に忠実なフラットな音が特徴です。
最近では、高音質を理由にリスニングに用いる方もいます。
モニター用ヘッドホンの種類
モニター用ヘッドホンには、開放型と密閉型があります。
密閉型
メリット
- 音が漏れにくい。
- 周りの音をシャットアウトできる。
デメリット
- 長時間使用で蒸れることがある。
- 密閉により音質が濁りやすい傾向がある
開放型
メリット
- スピーカーのような自然な音を聴くことができる。
- 長時間使用でも聴き疲れにくい。
デメリット
- 音漏れする。
- ボーカルなどマイクを使用するとき音漏れが録音される。
- 低音が弱くなる傾向がある
おすすめモニター用ヘッドホン
SONY MDR-CD900ST
特徴 | 密閉型 |
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価格 | ¥15,180 税込(サウンドハウス) |
こちらは日本で定番のヘッドホン。
MDR-CD900STは、1989年にソニーとソニー・ミュージックスタジオが共同開発した完全プロフェッショナル仕様のスタジオ・モニターヘッドホン。
低音から高音域までクセがなく原音に忠実です。また、長時間使用しても耳が疲れない設計となっています。
イヤーパッドなど交換パーツも豊富で長年愛用することができます。
私自身、10年愛用しています。
SONY MDR-M1ST
特徴 | 密閉型 |
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価格 | ¥31,500 税込(サウンドハウス) |
こちらは2019年8月23日に発売され注目を集めています。
SONY MDR-M1STは、ソニーとソニー・ミュージックスタジオが共同開発したハイレゾ音源にも対応するプロフェッショナル・スタジオモニターヘッドホン。
SONY MDR-CD900STと似ていますが、頭に合わせてハウジングの角度が変わる、ケーブルが脱着式になるなどの変更点があります。
AKG K271 MKII
特徴 | 密閉型 |
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価格 | ¥9,878 税込(サウンドハウス) |
低域の膨らみを抑えることで全帯域バランスを整える「バスチューブ機能」を搭載。ハウジングは耳をすっぽりと覆うアラウンドイヤータイプ。
ヘッドバンドは、頭から外すと自動的に再生音がミュートされる「ミュートスイッチ機構」を搭載。
原音に忠実なバランスの良いサウンドで、ジャンルを問わず色々な音楽を楽しめるヘッドホンです。
AKG AKG K371-BT
特徴 | 密閉型 |
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価格 | ¥17,380 税込(サウンドハウス) |
こちらは2020年5月22日に発売された商品
ケーブルが脱着でき、ワイヤレスでの有線でも使用できる優れもの。リスニングにはワイヤレス、編集には有線でなど使い分けもできるので便利です。
Bluetoothバージョン5.0対応、コーデックはSBC/AAC。5~40,000Hzの広い再生周波数帯をカバーし、原音に極めて忠実なサウンドです。
充電時間は約2時間で最大40時間の音楽再生が可能なロングライフバッテリーが搭載されています。
また、見た目はほぼ同じで、周波数特性15~28,000Hz、ケーブルの異なるK361-BTがあります。
こちらは¥12,980 税込(サウンドハウス)と少しお安いです。
AKG AKGヘッドホン「K240 Studio
特徴 | セミオープン型 |
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価格 | ¥5,808 税込(サウンドハウス) |
海外のスタジオで定番ヘッドホン。
セミオープン型特有の立体的で自然な音の広がりと、音抜けの良さが特徴です。
ケーブルは着脱式で万が一断線しても簡単に付け替えが可能です。
価格がお手頃なのも魅力的
beyerdynamic DT990PRO
特徴 | 開放型 |
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価格 | ¥14,080 税込(サウンドハウス) |
1980年代に販売を開始した歴史のあるヘッドホンで、現在でも品気のあるヘッドホンです。
開放型では弱くなりがちな低音域が強く出るのが特徴です。自然なドンシャリ音が楽しめる。
audio technica ATH-R70x
特徴 | 開放型 |
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価格 | ¥38,280 税込(サウンドハウス) |
オーディオテクニカのプロ用のモニターヘッドホン
ヘッドバンド等の素材には、カーボン繊維入り合成樹脂材を採用。耐久性を高めると同時に、音の立ち上がりが速く、輪郭のある音を実現。
歪みにくくフラットな音質。
まとめ
今回はモニター用ヘッドフォンの紹介でした。
たくさん種類があり迷いますが
実際に店頭で聴き比べるのがベストだと思います。
初めて手に入れる方は、定番と言われるヘッドホンを購入し、それを基準に自分好のヘッドホンを購入するのもいいかもしれません。
また、現代の音楽は低音が強調される傾向があるので、低音域をどれだけカバーできるかも注目な点だと思います。